朝5時発→8時着の長距離バス通勤

フィリピン留学日記

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マニラの幹線道路と長距離バス

交通事情について以前少し書いたのだが、
フィリピンはあまり交通網が発達しているとは言えない。

朝と夕方は必ず渋滞する道があり、
それに引きずられるように他の道も混んでくる。

マニラで特に大きい道といえば、EDSA(エドゥサ)がある。
EDSAは「Epifanio de los Santos Avenue」の略でそれぞれの文字の
アルファベットをとってEDSAと呼ばれている。

この道はちょうどマニラをぐるっと半円のような曲線で回るように
配置されていて、主要な町を通ってくる。

高架鉄道であるMRTとLRTの駅とも連結してして人通りも多い。

当然、バスやFX(乗合タクシー)、ジープニーなどもここを通り
南のカビテやバタンガスといった郊外の町へとつながっている。

まさにマニラの大動脈を担っている道なのだ。

私が通っていた大学はマニラの北側に位置するケソンシティにあった。

マニラ首都圏から通ってくる先生や学生が多くいたが
マニラ郊外の人も少なからずいたようだ。

知り合った先生のなかにはずいぶんと遠くから通っている人もいた。

田舎町からの覚悟の長距離通勤

マニラから100km離れたバタンガスから通っているという猛者がいる。
(バタンガスでのフルーツ体験はこちら

距離的にいうと、ちょうど神戸から和歌山に行くぐらいだ。
東京からだと、熱海のあたりまで行けてしまう。

それを毎日3時間ほどバスに揺られてやってくるという。
始業時間の午前8時に間に合わせるためには
午前5時バタンガス発の長距離バスに乗る必要がある。

そして着くころには日も昇り、いつもの大渋滞にひっかかる。
それも込みの3時間なのだ。

最後に乗り換えるのは待っているのはジープニーだ。
15分間でようやく学校へ到着。

フィリピン人の我慢強さ

朝からかなり体力を削られる。
気分もぐったりするだろう。

そう、起きている時間の半分ぐらいが通勤時間になる。
これもフィリピン人の持つ時間感覚のなせる業だろう。

家族を大切にするフィリピン人の気質も出ている。
時間を犠牲にして家族と暮らすほうを取る。
単身赴任などもってのほかなのだ。

体調が悪いときや嫌な事があった日もあるだろう。

フィリピンでは雨の日も風の日も台風の日だってやってくる。
そうなると洪水になったり、事故で道が動かなかったりする。

そんなときでもいつもと同じように帰っていくしかないのだ。

それを踏まえての準備、なにより覚悟が必要だ。

2025年にはマニラ首都圏でフィリピン初の地下鉄が誕生する予定だ。
少しでも通勤にかかる負担が少なくなることを願って。

【次回】

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