甘臭さ際立つフルーツの魔王

フィリピン留学日記

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謎のジャック・フルーツ!?

ドリアンは知ってる人が多い。
しかしジャック・フルーツと言ってピンとくる人は少ないだろう。

ジャックフルーツはフィリピンではよく売られている。
ドリアンよりはましと言われてが、同じようにきつい匂いを放つのが特徴。
しっかりと全面にラップがまかれて売られている。

形はドリアンが丸いのに対し、ジャックフルーツは細長い。
表皮はドリアンはトゲがあって痛そうだが、ジャックはやさしい。

フルーツの町「バタンガス」

そのジャックフルーツに出会った。
そこはまたしてもバタンガス。
(『大きなボディからの甘いお誘い!?』参照)
フルーツによく出会う町だ。

パタンガスはマニラの郊外にあたる。
私が留学した当時はまだまだフィリピンの田舎と言う雰囲気が
十分に残るところであった。

最近は宅地開発が進んでおり、住人も多くなったそうだ。
海沿いにはプライベートビーチのあるホテルがあったり
フォロジェニックなカフェがあったりする。
まさに楽園と化しているそうな。。

バタンガス港からは対岸にあるミンドロ島のプエルトガレラまで
船が出ている。

そこには白砂のビーチがあり、ホテルやレストラン、土産物店が
集まるリゾートがある。
マニラから近い保養所としての地位をしっかりと得ている。

ジャック・フルーツのぶら下がっているお庭って!?

お邪魔したのはバタンガスに長年住んでいるというご家庭。

庭にはジャックフルーツの木が植わっていた。

何気なしに見ていると、木から何かがぶら下がっている。

小学生になったばかりの子どもに聞いてみた。

「What is that?」と。

答えを返してくれたのだが、よくわからない。

家主の方に聞いてみると、ジャックフルーツだという。
初めて聞くフルーツだ。

そう、言ってみると、じゃあ食べてみるかい?
と勧めてくれた。

遠慮なく頂く。

ついにジャック・フルーツとご対面!

庭の木から外して持って来てくれたのだが
まずはその大きいフルーツに度肝を抜かれた。
70~80センチはあろうかという巨体。

そしてごつごつした表皮。
分厚いようだ。

包丁で切ってもらうと、中には黄色い果肉だたっぷり。

匂いはあったが、鼻が詰まっていたからか、苦ではない。

「とても甘くてクリーミーでおいしいですよ」

というので、食べてみると
食感はニュルとしているのだが、そのとおりの味だ。
濃厚で甘さが際立っていた。

まぁでも想像通りの味かな。。
思ったよりスリルはなかった(笑)

最後にフィリピンのフルーツって生温かい??

ちょっと話は変わるが、
フィリピンではフルーツはあまり冷やして食べると
いう習慣がないのだろうか。

バナナは皮をむいたらすぐに食べられるし、
マンゴーもパパイヤも常温で食べていたように思う。

ジャックフルーツにしても同様に常温で出てきた。

私はバナナは冷凍したら、おいしいと思っているタイプの人間だ。
イチゴだっておいしい。

ジャックフルーツも冷やしたらもっとおいしくなるのに!

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