留学ではホームステイ先に注意!

オーストラリア留学日記

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二十歳になるぐらいにオーストラリアに留学した。
ブリスベンという第三都市だが、思ったよりも町はコンパクトだ。
ブリスベン川沿いに作られた、とてもきれいなところだ。
そこで一年間、クイーンズランド工科大学付属の英語学校に通った。

それまでは家族で海外旅行に行ったことはあったが、
今回は一人での海外で、しかも1年も生活しようというのだ。
心配よりも海外で生活する新鮮さや、日本とは違う景色、文化、人たちに
心を奪われていた。

まずは勉強の前に、まずは生活する事が必要だ。
私は学校でホームステイを手配してもらっていた。

事前に情報はもらってはいたものの、ホームステイ先と会うのは初めて。
そのときは分からなかったのだが、運悪く移民の家族にあたってしまった。
移民の方がダメだという訳ではないが、その人はホームステイを稼ぎの一つにしていたのだった。

オーストラリアは移民が多い国でもある。
ヒスパニック系、中国系、マレー系など、現在では人口の半数にも達している。

ホームステイでは、ママが1時間離れたところから晩御飯を作りにやってくる。
部屋は全部で4つあり、その1つをあてがわれた。
ほかにも香港の留学生3人がそれぞれ1つずつ部屋を使っていた。

そして、運命のときがきた

留学生はいいやつばかりで、入ってきたばかりの私を
食事に誘ってくれるという。
町の日本食レストランへ連れて行ってくれた。
久しぶりの親子丼(メニューにはOyakudonとなっていたが…)を
食べて、ほっとしたのを今でも覚えている。
身振り手振りでコミュニケーションをとる。
「学校はどうか?」「どのクラスで勉強しるのか?」
そして「ホームステイはどうか?」

そこで、ホームステイに払う費用が部屋によって違う
ということが判明する。大きい部屋は高く、小さい部屋は安いと。
私の部屋は大きいらしい。
部屋に帰ってから、急いで学校からの提示金額と比べてみる。

明らかに高い。

早速、ホームステイママに問いただしてみる。
すると、いやなところを突かれたようで動揺しているのが分かった。
学校に相談するといっても、頑として譲らない。
挙句の果てには「あなたはいつになったら出ていくのか」
と聞かれてしまった。

「分かった、今週末にはでていく」と啖呵を切る私。
まだ、英語を勉強してすぐで、交渉することもできなかったというのもある。
起こったことは仕方がないという性格もあり、すんなりとその状況を受け入れた。

「さぁ、寝るところはどうしようか。とにかく明日、学校に相談してみよう」
いきなりの大ピンチだったが、あまり深く考えないのが私の良いところなのだ。

その次に学校からあてがわれたドミトリーでのエピソードはまた別の機会にでも。

【次回】ホームステイ脱出!-というか追い出された。。

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