これだけは知っておこう!フィリピンの歴史

フィリピン留学日記

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Excurtionでクラークベース空軍基地へ

今回の行先はパンパンガ州にあるクラークベース。
ベース(base)は軍の基地のこと。

この日は学校からのエクスカーションの日。
エクスカーション(excurtion)とは日本でいうところの遠足だそうだ。

遠足というと、近場の動物園などを思い浮かべるが
今回はパンパンガ州まで車で連れて行ってくれるという。

車はジープニーとは違い、エアコン完備。
旧式のSUVで5人乗りだ。
中はそれほど広くないが、2~3時間であれば問題ない。

いくつになっても遠足とは楽しいものだ。
どんなところに行くのだろう。
出会ったことのない人、見たことのないものにワクワク…。

クラーク基地への出発の朝を迎えた

遠足の朝は早い。
夜も明けきらない6時ごろから出発する。

まずはケソンシティにある学校を出て、北西方向へ向かう。

だいたい100kmの距離にある。

途中にはブラカン。

フィリピンは交通網の拡大を図っている。

2025年までにはケソンシティからブラカンまでMRT(高架鉄道)が
開通し、さらにはケソンシティのノースエドサ駅に接続する
ほかのMRTラインに乗っていけるようになる。

ではそのブラカンに何があるのかというと
2025年に新しく作る「新マニラ国際空港」である。

NAIA(ニノイ・アキノ国際空港)の発着便の受け入れが多くなり過ぎて
きているのか。

おそらく成田国際空港と羽田国際空港のような感じなのだろう。

ブラカンを通り過ぎて、パンパンガ州へ

2時間ほどでパンパンガ州に到着。

ここにもクラーク国際空港という空港があるが、規模はそれほど大きくない。

この一帯は米軍の空軍基地として使用されていた。

その軍人家族が住んでいた町がそのままフィリピン人に払い下げられて利用
されている。

住人の一人が知り合いらしく案内してもらった。

米軍の関連施設だっただけあって家の設備はしっかりしていた。

アメリカ風の建物で生活するための下水道も完備。

当時はこんなものかと思ったが、昔の景色はどうだったのだろう。

日本軍の歴史が垣間見える!?

アメリカもここに進駐したのだが、日本軍もここにいた。
そう、第二次世界大戦のころである。

ここには別にマバラカット飛行場というものがあって、
そこからはあの神風特攻隊が出発したそうだ。

一体どんな思いで出発したのだろうか??
その日は晴れていたのかな。
絵具の青のような真っ青な空。
明らかに日本の空ではない、このフィリピンから。

今までフィリピンでサブカルなどの日本を感じることはあっても
戦争のことは出会ってこなかった。

でも、こういう出会いだってある。
歴史を知っているのと知らないのとでは深みが違う。

確かに家族や国を守るための玉砕にかける思いはすさまじいものがある。
人生でやり残したことも無念の気持ちも想像に難くない。

一方でそれを見ていた、見させられていた側にも言い分はあるはず。
日本に対して嫌な思いをずっと抱えている人もいるだろう。

身近にある日本とフィリピンの関係を改めて考えさせられた。

【次回】危険度max!フィリピンの動物園で大事件!?

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フィリピン留学日記


Q
パンパンガ州クラークには何がありますか?
A

以前は神風特攻隊が飛び立った「マバラカット飛行場」や米軍が駐屯地として利用したクラーク空軍基地などがありました。現在はフリーポートや国際空港として交易が盛んです。

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