ブリスベンにはブリスベン側と言う大きな川が流れている。
今回の舞台はその川岸にある公園に設置されているバーベキューコンロ。
ステンレス製で頑丈に作られ、なんと誰でも使い放題だ!
滞在歴の長いベテラン学生たちはその存在を知っており、
私のような新入り学生を誘ってバーベキューパーティーを開いてくれるのだった。
今日はそのバーベキューの日。
いつもの台湾人グループと一緒に買い出しに行く。
やはりメインは豚・牛・鶏のお肉!
よく牛と間違えるラム(私だけか…)も定番だ!
野菜はキャベツやにんじんなどお馴染みのもの。
ソースはバーベキューソースの一択だ。
正直、味は美味しいのかどうか、よくわからない味なのだが。
最後にソーセージだ。バーベキューの鉄板アイテム!
老若男女に大好評で旨い!
これは欠かせないのでたくさん買っていく。
一通り買い終わって、いよいよバーベキューコンロのある公園へ。
道中、空が目に入る。
オーストラリアの空はいつも通り青くてなんだか低く感じる。
相変わらず気候は最高だ!
バーベキューコンロはボタン一つで鉄板が温まる。
そこに食材をのせて焼いて食べるわけだ。
今になって思うと野ざらしの鉄板に対して「きれい」とか「汚い」とか、そんな事は考えもしなかった。
「まぁ今まで問題無しなので大丈夫でしょ」
はらぺこの若者にはまずは肉が必要だ。
種類はなんでも良しで薄い肉から焼く。
そして焼いたらすぐに胃袋へと消える。
序盤戦はこれの繰り返しだ。
並行してソーセージを焼く。
しかしこのソーセージというのがくせ物だ。
日本のシャウエッセンとは違い、オーストラリアのソーセージの皮は、やたら薄い。
鉄板に置くと皮がすぐにへばりつく。
無理に引きはがそうとすると柔らかい中身がドロドロとこぼれ出す。
見ているだけで少し食欲を失う。
美味しくいただくには中身もしっかり焼かないといけない。
皮をひっつかずに焼くにはどうすればよいのだろう。
私にはできなかった。
みんなできなかった。。。
そしてソーセージが無残にも余った。
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