老後をフィリピンで過ごすのは危険!?

フィリピン留学日記

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当時のフィリピンの高齢者施設事情

私が訪れたのは2000年初頭。
フィリピンでリタイアメントビザが発給される前の話だ。

すでにフィリピンには日本人向けの高齢者施設なるものが
でき始めていた。

それはサンバレス州スービックにあった。

スービックは国際的な港を有し、経済特区が誕生。
フィリピンでも発展を続けている地域だ。

この施設は眼下に海を望める眺望のよい場所に立っていた。
ただ、近くに民家すらなく、まさに陸の孤島。

散歩をするだけならよいが、スーパーやコンビニはないし、
電車やバスすら走っていない。

(こんなところでどうやって生活するのだろう??)

高齢者施設といってもおそらく寝たきりの方で、買い物の必要も
ひょっとすると散歩の必要もないのかもしれない。
最期のときをここでゆっくりと過ごすのだろう。

日本人がフィリピンで老後を過ごす!?

日本人は老後といっても働き続ける人もいる。

海外旅行や、その延長で海外暮らしをする人もいる。

また金銭面で日本の生活よりも魅力的な国を選ぶ人もいる。

最近では高齢者がリタイアメントビザを発給してもらい、
海外で暮らす人が増えているという。

フィリピンでも同様に日本人高齢者の移住が増えている。

しかし、年若い私がいうのもなんだが、高齢者にとって快適な日本での生活より
フィリピンを含めて海外での生活を選ぶというのは重大な決断だと感じる。

日本では「衣」「食」「住」の質が担保されている

バスや電車は時間通りに来るし、コンビニではフレッシュな食べ物が並んでいる。
ファミレスのクオリティなどは素晴らしい。
住宅は狭いが、気密性が高く季節を問わず、快適に過ごせる。

日本にいると、こういうことに気が付きにくい。

体がいうことを聞かなくなっても日本ならばいろいろできる。
小さいころから住んでいれば、友達やコミュニティがあるかもしれない。

日本の便利さが高齢者になると、さらに有難いものになるだろう。

幸不幸を決めるのは自分(当たり前ですが…)

話はちょっと脱線するが、人生について少し考えた。

フィリピンに来て気づいたのは
不便=不幸なのかはわからないということ。

この国では日本より移動に時間も手間もかかる。

トライシクル(三輪車タクシー)に乗り、ジープニーに乗り換え
さらにはMRTやバス、FXタクシーなどに乗り換える。

住んでいるところから町中に行くのにこれだけ乗らないといけない。

しかし急ぐ必要はあるのだろうか??

3時間通勤にかかるとダメなのだろうか??
※『朝5時発→8時着の長距離バス通勤』参照

朝5時発→8時着の長距離バス通勤
フィリピンの交通網は弱い。ラッシュ時は渋滞で車が動かないし、通勤・通学にはとても時間がかかる。そんなフィリピン人は朝、どんな気持ちで学校に向かってくるのだろう!?

結論は持っていないが、決して価値のない時間だけではない

海外暮らしで得られたのはそんな経験から得られる価値観について
考えられるということだ。

―それが高齢になって自分に受け入れられるだろうか―

海外ではほかにも生活の質が急に変わってしまい驚くこともある。

若いときは変化に順応できたのが、高齢者になるとより大変になる。

「それはそれで面白い」といえるだろうか??
それは気力の問題。
そのときにならないとわからないものだ。

海外への移住は私の人生計画表に入っている。

そうだ、それならば、しっかり住まなければいい。
いやならば帰ればいいし、ほかの選択肢も用意したらいい。
そういうフレキシブルな選択が理想だ。

いくつになっても新しいチャレンジは人生をおもしろくする。

古い何かを捨てて新しい何かを拾う。
人生はこれの繰り返しなのだと思う。

【次回】寝る子も起きる!?フィリピンの朝食の定番

寝る子も起きる!?フィリピンの朝食の定番
フィリピン料理はご飯と調味料(醤油や酢など)がベースになっているので、日本人の味覚に合う。今回のテーマは朝ごはん。選ばれたメニューとは!?

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