めちゃ暑いマニラの避暑地「バギオ」
暑いフィリピンでも涼しい場所がある。
それは山の上のほうだ。
マニラの近くであれば、世界一小さい火山と言われるタール近辺は
小高い丘になっていて、比較的過ごしやすい。
もっと過ごしやすいのはバギオだろう。
Tシャツ一枚で年中過ごせるマニラとは違い、
トレーナーが必要なぐらい涼しい気候である。
今回はバギオに友人と1泊旅行した。
バギオは以前ご紹介したハンドレッドアイランドよりも
さらに北側に位置する。
(ハンドレッドアイランドのエピソードは『フィリピンの秘境ビーチは到達困難!?』を参照)
飛行機ならばすぐなのだろうが、今回はバスで向かう。
バギオへの旅が始まる
またもやクラーク空軍基地のあたりまで行ってそこから北上するルートだ。
途中、断崖絶壁の光景もあり、スリリングでおちおち寝ていられない。
バスに揺られながら山間を抜け、6時間が経過。
ようやく山の町バギオに到着!
バギオは雨は降っていないものの霧に覆われていた。
思っていた通り少し寒い。
フィリピンというよりはネパール(行ったことないけど)のような
山の斜面にある町のように感じた。
見るもの盛りだくさんのバギオ
観光地であるマインズ・ビューパークに到着。
遠くまで見渡せる絶景が人気で
前方に広がる山々や眼下には木々に囲まれた町が見える。
盆地で育った私には四方を山に囲まれているのが当たり前だったが
マニラは平野が多く、こうして山を見るとなんだか落ち着く。
そんな景色に魅了されてたくさんの人が訪れる。
急斜面に作られているものの、土産物屋さんが所狭しと並んでいる。
日本では顔の部分を切り抜いた観光名所特有のフォトスポットがあるが
こちらはなんと、カラフルな衣装を身にまとったイフガオ族という部族の方と
一緒に写真を撮ってくれる。
もちろん無料というわけにはいかない。
しっかりポーズをとって、はいチーズ!
私のような外国人はもちろん、フィリピンの人にも人気があるようだ。
イフガオの人も大忙しだった。
アーケードのあるバギオ・シティマーケットにも足を延ばす。
ちょうど小雨が降ってきたところなので雨宿りにもちょうどいい。
食品や衣類、雑貨などさまざまなものが並べられて
見ているだけで楽しい気分になる。
掘り出しものはないかと物色しているとポーター似のバッグを見つけた。
中国製かと思ったら、なんとメイドインジャパン。
ジッパー部分がしっかりしていたので試しに買ってみた。
思った通り、使い勝手良し!
結構大きくて、少し遠出するときには重宝している。
やっぱりここでもフルーツを探してみる
涼しい気候はフルーツにも影響する。
なんとフィリピンでイチゴが取れるというのだ。
日本でも冬が旬のイチゴ。
バギオはストロベリータウンとも呼ばれているそうだ。
食べてみる。
(小さくてちょっと酸っぱいかな)
でも、ここで食べるからこその意味がある気がした。
山に溶け込んだ町「バギオ」。
マニラとは全然違う雰囲気でタールのほうとも違う。
機会があったら、また行ってみたいと思わせる魅力があった。
コメント