自由なフィリピン生活はこれに掛かっている!?

フィリピン留学日記

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フィリピンの便利な乗り物

マニラ周辺はまだまだ交通網が発達しておらず
不便なことが多い。
今ではそれがこの国の良さでもあると思っているが。。。

なかでも一番身近なもの、それはジープニー(jeepney)だった。

2000年初頭当時、ようやく特に中心街を走るLRTとMRTが整備されて
車のほかに電車という選択肢ができていた。

渋滞知らずで中心街まで行けるし、安いのもよかった。

とはいえ、家や学校の近くに電車の駅がある日本とは違い、
駅に行くまでには従来どおりの交通機関を利用するしかなかった。

フィリピン名物!ジープニーってどんな乗り物??

ジープニーとはアメリカ製のジープを改造して
後方に客が乗れる長い座席をつけたもの。

シートベルトなんてものはなく、客同士横並びでギュウギュウ詰めになって乗る。
まさに「膝と膝を突き合わせて」状態なのだ。

初めはどうやって乗るのかがわからず、乗るのをあきらめていたが
友達が懇切丁寧にルールを教えてくれた。

ルールが分かれば、あとはやってみるしかない。

乗り方は意外と簡単

まずはちょっと大きめの道にでて、ジープニーが通っているかを確認する。

そしてフロントガラスや側面に書かれている行先もしくはルートを見て
自分が行きたい方向なのかを確認。

あとは乗りたそうに目でジープニーを追いかけるのだ。

そうすれば運転手が見つけてスピードを緩めてくれる。
そこで乗る素振りを見せれば停車する。

乗り込んだら、座るところを探す。
そうそう、座るところがない場合は、止まってくれないので注意!
次のやつを待とう。

快適に乗るには座席選びは重要!!

特等席は助手席。
これは平和でおそらく安全。

次に良いのは
客席入り口に手すりを持って半身を車外に出すという
アクロバティックな乗り方。

ちょっと危険だが、何より自分のスペースが確保できて
風にも直に当たれる。
結構快適だ。

座ったら運賃を支払う。
一回乗るごとにいくら、距離が長いとその分の支払いが必要だ。

私はそれほど長い距離を走ったことがないので定額の支払い。

確か1回につき、8ペソ(当時レートで16円)ぐらいだったか。
めちゃ安い。

支払うときは運転手に直接ではなく、客伝いに運賃を手渡してもらう。

「バイヤッド」もしくは「バイヤッポ(敬語)」

といえば、お金を回してくれる。

問答無用!これがフィリピンスタイル

車内はクーラーはなく、窓も全開!
少しでもたくさんの風を取り込むスタイルだった。

「雨のときはどうするか」って!?
その時は窓の横にあるカーテンを閉めるのさ!

「ガソリンがなくなったらどうするか」って!?
ガソリンスタンドで給油するのさ。
客が乗っていようとも…だ。
さらに給油するときはエンジンはつけたままさ。
ドコドコと動いていようともね。

「そんなこと、できるんだぁ??」
危険だなんだっていう日本の常識が崩れる瞬間。

「降りるときはどうするか」って!?

「パラ」もしくは「パラポ」と言う。
降りまーす、ってフィリピン語を使うのさ。
結構小さな声でも止まってくれるが、
経験上、外国人は大きな声ではっきりとした方がよいな。

それか、屋根をコンコンってたたいたら、止まってくれる。
この方が楽だし、伝わらない心配も少ない。

ジープニーに乗れたら、自由が一つ生まれる

大学で初めて単車に乗って感じる自由と同じようなもんだ。
「どこまででも行ける」
そんな気分を味わえる。

そしてフィリピンといえば、ジープニー
庶民の味方だし、今もずーーと続いている。
こうなればもう伝統文化だ。
「これを知らずしてフィリピンは語れない」ような存在感。

ぜひ一度乗車体験を!

【次回】朝5時発→8時着の長距離バス通勤

朝5時発→8時着の長距離バス通勤
フィリピンの交通網は弱い。ラッシュ時は渋滞で車が動かないし、通勤・通学にはとても時間がかかる。そんなフィリピン人は朝、どんな気持ちで学校に向かってくるのだろう!?

フィリピン留学日記


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