マニラ空港で即効カルチャーショック

フィリピン留学日記

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ついにフィリピン渡航の日を迎えた

あっという間の準備期間だった。

ということもあるのと、半年という短い期間なので
それほど準備することもなかった。

お金は予め街中の金融機関で10万円ほど両替しておいた。

一番かさばるのは衣服。
ブリスベンも暖かかったし、フィリピンはそれより暑いだろうと
Tシャツは一カ月分、ズボンは3、4着ずつスーツケースに詰め込んだ。

たぶん十分だろう。

交換留学ということもあり、前述のT君と大学スタッフと一緒に
マニラの留学先の学校まで行く事となった。

-迎えた当日-

関西国際空港でみんなと待ち合わせ。

チェックインから税関チェック、搭乗まで大学スタッフがいるから安心だ。

関西国際空港からマニラのニノイ・アキノ国際空港まで
およそ3時間半のフライト。

おとなしく座席でじっとしていた。

どんな国なんだろう?
学校はどんな感じかな?
仲の良い人はできるかな?

いっぱしにドキドキしてみる。
不安と期待の時間だった。

出された食事を食べて、しばし休憩。
そしてあっという間にフィリピンに到着。
見事なランディング!

ニノイ・アキノ国際空港内は高度成長期の日本のもののように
レトロなデザインで、なんとなく黄ばんだ感じだった。

税関や荷物受取もほぼスルーで外に出ることができた。
ほっと一安心。外に出る。

暑い!まさに南国!そしていきなりカルチャーショック

ブリスベンよりはジメっとした暑さだが
日本の夏よりはまだ湿気が少ない気がした。

建物の外にあったトイレに入ろうとすると、清掃の人にチップを要求された。

持っていたコインを渡したものの…

「なんのチップなのだろう?」

清掃は仕事だからお金はもらっているはず。
外国人を目当てにチップを要求しているのかな。

そのとき、急に異国に来たという実感がわいてきた。

なにげないことなのだが、この暑い気候とねだられてチップを渡す感覚。
日本やオーストラリアでは経験できない感じ。

これが軽いカルチャーショックというやつか!?

今まで「無」に近いフィリピンという国にようやく「色」ができてきた。

それも濃い原色の色…。これからが…楽しみだあ!?

【次回】提携先の大学で国賓待遇!?

提携先の大学で国賓待遇!?
今回の留学先はマニラ ケソンシティにある学校。早速、ニノイアキノ国際空港から向かうのだが、まさかの待遇にびっくり!?フィリピンってやっぱりそうなの??

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